ここからは皓ちゃんの温泉ワールド
「烏の行水」と言われたのも今は昔
九州の温泉を攻めまくります!


壱の湯
 脇田温泉 喜樂荘 (2007.05.19)


(場所や連絡先は自分で調べましょう!あ、意地悪でやってるんじゃないからね!そっちのが楽しいから!)

ぶっちゃけ、脇田温泉にほとんど期待はしてなかったんですが、露天の引き戸を開けるや、「お〜。」3つのお風呂が待っていました。一つは普通の温泉で、一つはジャグジーで最後の一つは水風呂。必要最低限ですが、私には充分です。
特筆すべきはここの露天の床の清潔さ。温泉水がかかったぬるぬるべたべたの床が嫌いな私ですが、水がさぁあっと石に吸い込む感じで水分を吸収し、床にぬめりを残しません(なんか家庭用洗剤のCMみたくね?笑)
洗い場も6〜7個あり、この規模の露天には充分です。何しろ露天を囲む庭園が広いので、私一人だった事もあり、非常にのびのび過ごせました。
効能はよくわかりませんが、体にはいいと思います。風呂上りに髪がものすごく早く乾いたのが印象的でした。温泉の効能でしょうか?
脱衣所も広くて綺麗でした。ともかく湯治できてるわけじゃなく、雰囲気楽しむためにきてるんで、汚れてるとこは許せません。だってお風呂って体洗うとこだもんね。
今年の冬に今度はちゃんと泊まりに来たい温泉です。

お風呂:★★★★☆
お部屋:★★☆☆☆
旅籠代:素泊まりのため未計測(朝食付き7000円)

















































「最初はここばい♪」
「お!露天が3つもあるとね?どこねここは?熊本?大分?」
「宮若の脇田温泉ばい」
「認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものを…」
「どげえしたん?標準語やん。しかもシャァやん。」
「あんたくさ、福津の不動産屋のHPで脇田温泉の宣伝してどげえするん!このHP見よる人はほとんど地元ばい!」
「よかろうもん」
「そげんと紹介するとは、SHOPのページでよかと!あんたは県外の紹介すればいいったい!」
「そげえ言ったっち、今、写真なかもん。」
「…ならしょうがないたい。今回は脇田でよかばい」
「うん。あの…」
「ん?」
「薬王寺はダメ?」
「・・・」
「わかった。わぁかりました。次回はばっちり県外です!」
「ん、頼むばい。で、効能は?」
「ん?」
「効能!き・き・め!」
「次は、どこの温泉にいこうのう」
「…あんた、もしや効能もなんも知らんで入りよったと?」
「温泉はロマンばい!信じれば救われる!痛いのも治る!昨日は水虫もかゆくなかった」
「頭痛くなってきた…。次はちゃんと調べてよね。で、旅のお楽しみ、食事はどうやった?やっぱ川魚料理かいな?宮若なら、しし鍋とか出そうやね」
「ええと…」
「うんうん」
「近くの居酒屋で食べました」
「こら」
「はい?」
「何が楽しゅうて温泉旅館泊まって居酒屋行かないかんの!?宮若でそれするんやったら、凛屋で飯食って諏訪の湯入っとったがましやん!」
「そげぇ言っても、旅館入るのが遅くて食事が間に合わなかったっちゃもん」
「はぁああああ。これは先が思いやられるばい…。つうか、やぱこのページやめようかなぁ…」
「そんなぁ。次回は頑張りますから…」
「なら、あと1回チャンスやるけん、次回はばっちり頼むばい」
「任しといて!次回は自信あるけん」
「ちなみに次回はどこの予定?」
「ふふふ。日本一の炭酸泉、長湯温泉ばい!」
「お!期待しとくばい!あ、写真ももっと撮らなばい」
「へぇえい」



弐の湯
 長湯温泉 かじか庵 (2007.06.02)


表はレストランです


一押しポイント!部屋に露天風呂が!


長湯はいい温泉です。日本一の炭酸温泉らしく、湯量も豊富です。水の色はヨーグル(わかる?)みたいな色してるんですが、温泉に入って顔を洗えば即つるつる。昔からの湯治場の風情を残した温泉です。

お風呂:★★★☆☆
お部屋:★★★☆☆
お食事:★★★★☆
旅籠代:13000円程度 
(温泉が★3なのは、共同の内風呂と露天がいまいちだった為。ただし、今年の秋には温泉棟が完成するらしいです)






































































「どおね!」
「うんうん。なんか写真いっぱいで温泉リポートらしくなってきた。」
「目指せ「じゃらん」!」
「その意気その意気」
「長湯温泉は昔から炭酸温泉で有名らしくて、もちろんかけ流し。ま、でも近所にサーキットがなけりゃ一生こんかったろうけど」
「お湯はどんな感じ?」
「ヨーグルみたい」
「ヨーグル?」
「昔あったやん。飲み物でなんかすっぱくてヨーグルトみたいな味がする茶色いやつ。牛乳瓶みたいなのに入って売りよった」
「ああ。昔、コーヒー牛乳と思って飲んだらそれで、ものすごくやしい思いをしたことがあるばい。ま、薄い茶色っちう事やね」
「そおそお。んで旅館に引いてある源泉は何度か知らんけど、水温はぬるめで皓ちゃん的には丁度よかったばい。」
「効能は?」
「そおいえば、ここの内風呂には効能の説明なかったなぁ。大浴場には入ってないからよくわからん…やけど、お風呂に入れば効能はすぐわかるばい。お肌がつるつるになりまする☆最後にお湯で流せば旅の疲れも吹っ飛びます♪」」
「ふぅん。でも、温泉に入ったらかかり湯せずにそのまんまお風呂から上がった方が効能が続くち言う人もおるよね?」
「そうかもしれんばってん、なんか汚かろうが?」
「そやね。でも、写真見る限り本当にお風呂は綺麗そうやね」
「露天風呂つきの部屋は最近できたらしいんよ。ものすご綺麗で、しかも雰囲気いいから、夜と朝二回入ったばい。ちなみに今年の秋には温泉棟ができるらしい。出来たらまた行ってみよう」
「そぉねぇ。さてさて、次は食事やね。まさか今回も居酒屋?」
「わは(汗)居酒屋とは違うっちゃけど、この旅館内にあるレストランやったばい」
「部屋食やないん?」
「うん。でも、そんなに大きな旅館やないから、騒がしくもないし、個室みたいな雰囲気やったねぇ。たまにはこんなのもいいかもちう感じかな」
「で、その内容は?」
「特筆するようなものはないんやけど、やっぱりレストランしてるだけあって芸が細かい。野菜のちっちゃい細工物とか目でも楽しめたばい。食事の量は皓ちゃん的にはちょうどよかったかな?あ、岩魚の天ぷらは美味しかった。頭からばりばり頂きました」
「野菜の細工物に目がいくようになるとは、皓ちゃんも年をとったねぇ…」
「う。それはお互い様ばい。」
「さてさて、最後に言いにくいかも知れんけど、ここのウイークポイントは?」
「そやねぇ、綺麗なんやけど、部屋が少し狭いかなぁ。まぁ、食事はレストランでするし、部屋は寝るだけと考えればいいかも知れんっちゃけど、もうひとまわり部屋が大きければねぇ」
「風呂にスペース取られたっちゃろうね(笑)」
「間違いない(笑)でも、露天も風呂つきバルコニーと考えれば相当広い部屋にはなるよね」
「物は考えようですな(笑)」
「いいように考えようという気にさせてくれる旅館やね」
「お、座布団1枚。他には?」
「そうやねぇ、あぁ、部屋の露天に比べてなんやけど、大浴場はたいした事なかった。ま、普通の温泉のお風呂ちう感じで。で、露天は申し訳ないけど全然だめ。狭いし、景色も何も見えない」
「ありゃりゃ。」
「ま、今年完成するらしい温泉棟に期待やね」
「そおね」
「あ、それからそれから」
「なになに?」
「ここの大将、だちょう倶楽部の上島に激似でした」
「それが今回の落ちですかい(涙)」
「次回は多分熊本です!」
「お、九州3県制覇やね。今年中に九州制覇といきますか?」
「あのぉ、沖縄への旅費はさくら不動産負担ということで…」
「…。あ、沖縄には温泉ないとばい!」
「まじ?」
疑惑を包んで皓ちゃんの旅日記は続くのであった…




参の湯
 オートポリス&なごりの湯
                   
(2007.07.22)


ロッジの室内は意外に広々。TVもあります。

乾き物のみの夕食でポリスのオールクリアを願掛けしたのですが…

なごりの湯にて。何の集合体かわからないおっさん連合の図手前及び奥)
オートポリス4時間耐久レースが開催される予定だったのですが…オートポリス名物の「霧」(というか雲)にコース全体が覆われ、当日は中止となってしまいました。前日からロッジを借りて万全の体調を整えていた私は何?(涙)

ロッジは何人泊まっても1部屋1万円ですので、大人数の場合は非常にお得です。でも本当に何もないので、食器から石鹸までしっかり準備してから出かけましょう!
なごりの湯は日田から行くと杖立温泉のちょっと先にある温泉施設で、第3セクターセクター的なとこが運営してそうな感じのところです。施設自体はとても綺麗で好感の持てる温泉センターです。


オートポリスコースサイドロッジ&なごりの湯
お風呂:★★★★☆(なごりの湯)
お部屋:★★☆☆☆(ポリス)
お食事:☆☆☆☆☆(ポリス)
旅籠代:オートポリス 10000円/1部屋(何人でもOK) 
     なごりの湯  700円/1人程度

















皓社






皓社




「温泉?」
「ま、たまにはこんなのもありやないかと…」
「まだ3件目やろうもん」
「まぁまぁ。ともかくロッジの説明するけん。とりあえず何にもないとよ。ポリスに電話しても、「基本的に何もないと考えて下さい」ち。完璧に開き直っとぉっちゃん(笑)」
「はぁ。で?」
「建物は去年新築されたらしくて、えらい綺麗やったけど、本当に何もなかっばい。石鹸もなし。ヤカンもなし。灰皿とTVはあったばい」
「なんも良い事なかったみたいやね」
「基本的に当日か次の日ポリスで遊ぶ為の宿泊施設やけん、しょうがないとよ。慣れた人はバーベキューしよったばい」
「食事は?」
「もちろん自前!乾き物とビールのみ!」
「みじめやのぅ…」
「ストイックと呼んでくれん?」
「温泉は?」
「ポリスに行く途中にある温泉で帰りに利用したんよ。ここが意外に穴場で家族連れでドライブの途中に立ち寄るとかならGOODやね!」
「あんた達は?」
「はい、おいさんばっかでビール飲みよりました(涙)」
「ま、4時間耐久が延期やけ盛り上がりにも欠けた事やろうね」
「や、中止やなかけん、そうでもなかったばい」
「では次回に期待やね」
「ん。頑張るばい!レースも頑張るし、次回はばっちし温泉レポートするけんね!」

「あてにせず、待っちょりますばい」
「秋は温泉シーズンやけね!任しとき!」


四の湯
 パークサイド桑鶴 (2007.08.25)


森の中に突如3軒のロッジが現れます

炊事道具なんかは、意外にありますが、材料は自分でね♪この日は 陽平台 の地鶏でした。脂多すぎで床がべとべとに…(笑)
   
2階は寝室。7人くらいは寝転がれます。布団もまくらもついてます。
ええと、詳しい住所はしりませんが、どこかといえば大分の山の中です(笑)山の中としか言えないくらい他に何もありません。アベックで泊まるのもいいですが、他の宿泊客がいるかどうか確認しないと、自分達だけじゃ、そおとぉ怖いと思います。私が泊まった時なんて、大阪弁を喋る熊がでました。
建物は、新築じゃないけれど、綺麗に掃除しているので好感が持てました。お風呂もシャワーを浴びるだけなら問題ありません。こういうのは、やっぱり仲間とわいわい来るのが最高です。

お風呂:★☆☆☆☆
お部屋:★★★☆☆
お食事:自炊
旅籠代:18000円/1部屋(5人まで追加1人3000円) 

   
   

社 「とりあえず、優勝おめでとう。よかったねぇ。」
皓 「うん。やけど、最後でライダー交代せんかったなら余裕の優勝
   やったっちゃんね。
9番がこけんであのまんま終わっとったら
   ち考えたら、冷や汗がでます」
社 「◎田君もそぉとお勝ちたかったみたいやけんね(笑)」
皓 「そげぇそげぇ(爆)」
社 「ところでここはどげぇやった?段々本題から外れかけとるのは
   もう諦めたばってんが」
皓 「んにゃ、次回は必ず温泉を。前回のポリスはできたてのほや
   ほややったけど、今回のロッジは結構年季が入っとったばい。
   ばってん綺麗やった」
社 「そぉなん?俺の子供の頃の記憶やったら、バンガローは

   出るわ、ムカデは出るわ、トイレは汚い
 とかいうイメ
   ージしかなかばってん」
皓 「それは昭和40〜50年代ばい。最近はトイレは水洗は常識ば
   い」
社 「そぉね。所で熊がでたち?」
皓 「そぉそぉ。大熊が大阪弁で中熊が宮崎なまりの博多弁でくさ、
   朝5時に起きないかんのに1時半くらいまで騒ぎよったけ文句
   言うたばい。」
社 「5時起きで1時半まで?そりゃぁ…」
皓・社 
「くまった、くまった」
社 「お後がよろしいようで…」



五の湯
 ホテル桜 (2007.9.21)


結構目だってそびえています

「料理長の特選料理!」です

ビルの屋上に温泉が!火災の時には便利そうです(笑)
言わずと知れた九州の有名温泉であります。ビルの屋上に露天風呂もあり、嬉野の夜景を眺めながらゆっくりお風呂につかれます。ただ、嬉野はあまりにメジャーすぎました。そして、あまりにおっさん向きでした(涙)消防とかの団体で来れば最高に楽しいのでしょうが…

お風呂:★★★☆☆
お部屋:★★★☆☆
お食事:★★☆☆☆
旅籠代:17000円程度/1人(飲み代込み) 

    

    

社 「これ一度消されたそうやね(涙)」

皓 「そうそう。下の小浜温泉に上書きされとったらしいばい」
社 「
同じ温泉二回紹介するのもつらいばいねぇ」
皓 「そおよねぇ…。んまでもしょうがないたい」
社 「ま、そやね。そぉれぇでぇどぉげぇいやったぁああ?」
皓 「
あからさまに、やる気なさ気やね(笑)ま、実際、さくらキャンペ
   ーンの
イカの活き造りに誘われて行ったという不純な動機
   のホテルやったきね。」

社 「あと、○ゲの紹介やったし」
皓 「
あ、そやね。大体あいつのいう事はあてにならんけね」
社 「そうそう」
皓 「
それはともかく、ホテルも標準仕様、料理は大勢仕様、風呂は
   庶民仕様とごくごく特徴のないホテルでありました」
社 「あ、そういえば料理は料理長の特選料理じゃぁ…」
皓 「暖かいものも冷たくなってございました」
社 「南無〜。」
皓 「こっち帰ってきて、2〜3人の料理関係者にこの話したら、「そ
   やろ〜、なんで相談せんかったん、他のとこ紹介したのに」と
   言われて、言われて…。うぃっく、ひっく!」
社 「あ、あれ?泣いたらいかんばい。次がよかったっちゃけん」
皓 「う…うん。そやね。何度くじけても立ち上がればいいんよね」
社 「そぉそぉ」
皓・社 「それでわ!次は小浜温泉のご紹介です!」
皓 「そぉいえば、ここの露天のシャンプーだけはよかった。炭とオ
   レンジとあと確か一種類あったような…」
社 「シャンプーじゃ、あんましフォローにならんばい(涙)」



六の湯
 春陽館 (2007.10.26)


いい感じでしょ♪思いきし大正してます。

絶景露天風呂です!当日はやや曇りでしたが、もし晴れてたら…

こんなのが食べたかったんです…地方独特の料理が並ぶ夕食です
小浜温泉は、島原半島の西側に位置します。何故今回島原の中でも西の海沿いの温泉宿に行ったかといえば、ひとえに温泉に入りながら夕日が見たかったからに他ならないんですが、あいにく当日は曇りでその点だけは残念でした。ま、こればっかは大統領でもどうこうできる話ではないのでしょうがありません。透明なしょっぱい温泉は、少しだけぬめりがありますが体の芯までぽかぽかになります。とてもいい感じの温泉でした。

お風呂:★★★★☆
お部屋:★★★★☆
お食事:★★★★☆
旅籠代:20000円程度/1人(飲み代込み) 

    

    

社 「いいやん」

皓 「やろ?ちゃんとしとろうが?」
社 「小浜といえば昔はピンク系でも有名やったけど今はどうなん?」
皓 「んんん、今回チャンスはなかったばってん、昔の勢いはなさ
   そうやったばい」
社 「
当局が九州の温泉旅館を取り締まりまくってるらしいけんね」
皓 「
温泉旅館くらいはめ外してよかろうにね」
社 「ま、それも時代ばいね。所で温泉も食事もよかったみたいや
   ね」
皓 「両方とも、このレポートの中では
最高レベルやね」
社 「ばってレポートの半分は温泉旅館やなかろうもん(笑)」
皓 「まぁまぁ(汗)でも、最高の
ひなび具合でありました。行ったの
   が平日やったけ、ガラガラ気分を味わえたけんね。特に夜の散
   歩が最高やったね。細い路地裏最高!」
社 「変なマニアになったごたぁねぇ…。路地裏になんかおったと?」
皓 「猫やね。猫がぞろぞろいました。朝の車道にもぺちゃんこにな
   ったのが…。」
社 「南無〜。で、移動時間はどのくらいかかったと?」
皓 「普通に走って2時間半くらいやか?意外と雲仙ち近いんやね」
社 「鹿児島とか宮崎とかも、その気になれば意外と近いんかもね」
皓 「昼から休みとって、次の日の昼までのスケジュールなら、九州
   管内どこでも行けそうな気になってきたばい♪」
社 「そぉね。ではまたまた次回期待しとるばい」
皓 「次は再び長湯ばい!」
社 「かじか庵?季節のお便りきとったばってん…」
皓 「んにゃ。次回は真打、中村屋ばい!」
社 「あのばぁちゃん、生きとぉかねぇ…」


七の湯
 中村屋 (2007.11.17)


知らなきゃ多分たどり着きません。路地の奥にあります。

一度入れば病み付きの温泉です。温泉だけなら、私の中で一番好きな温泉です。

こだわりかどうかは知りませんが、田舎料理が並びます。
SPA直入の関係で、長湯は年に何度か利用しますが、◎ITH経由◎木さんの紹介でこの中村屋を常宿にしています。ここの特徴は何しろ気持ちのいい温泉です。お湯は長湯なら基本的に同じなんでしょうが、川のすぐ横というロケーションと、湯船の広さが、私の中での「露天風呂」というイメージに完璧にマッチングするのです。
値段もリーズナブルでお勧めの宿です。ちなみにここを常宿にすると、国際A級の菌が感染してくれるという噂が…(笑)

お風呂:★★★★★
お部屋:★★☆☆☆
お食事:★★★☆☆
旅籠代:10000円程度/1人(飲み代込み) 

    

社 「真打というより質素?(笑)」

皓 「なんばいいよるとね。贅沢は敵ばい!」
社 「建物からが春陽館なんかと比べるとねぇ…」
皓 「あすこは遊び場。ここは本気で温泉入る人の宿ですたい」
社 「日本一の炭酸泉やろ?ばって同じ長湯でも、かじか庵は温泉
   棟とかできたとばい。まじで綺麗らしいばい」
皓 「
よかと。ここにはここの良さがあるとです」
社 「ま、露天に関してはピカイチやろうけどねぇ…。ばってん、料理
   はいつも…うっぷ!口をふさぎなんな!」
皓 「それを言うなぁ〜!それ言ったらいかんやろうがぁ〜!料理が
   おいしいち有名な旅館ばってん、
一年中ほとんど同じメニュ
   ー
ってのは秘密なんぞ〜!」
社 「自爆」
皓 「ぬああああ!」
◎● 「いや、あのですね、あそこの料理はですね、毎回微妙に味
   が変わるとですよ。それを晶夫がわかるようになるまでしばらく
   かかりましたもんねぇ。将光はこれからですけんねぇ。でわ。」
皓・社 「…。今んと誰?滅茶苦茶、宗像弁やん」
皓 「とっ、ともかく、リーズナブルでよか温泉やけいいやんね。朝ご
   飯も6時半に用意してくれるとばい」
社 「や、まぁ、
価格なりのサービスがきちっとしとけばいいんやな
   いと?」
皓 「その点は文句ないと思うばい。損した気にはまずなりません。
   隣の音は結構響くけど、酔いと高原の寒さで気持ちよく寝れま
   すばい」
◎● 「ええとですね、あんまり気持ちよく寝とくとぉ、次の日ピスト
   ン逆につけるとですよ」
皓・社 「また突然現われた!だから誰なの!」
◎● 「……。でわ。」
皓・社 「だから誰なんだってぇ〜!(涙)」
◎● 「あ、ばぁちゃん、元気にしてました?」
皓 「は、はい」
◎● 「晶夫が自分だけ風呂入りに行きよってですねぇ…ぶつぶつ
   …私が晶夫の頃の年なら…ぶつぶつ…TZはですね…ぶつぶ
   つ。あ、ダムの元栓しめらな。」
皓・社 「後方排気のTZRでどこ行くんですか〜。てか、ダムの元栓
   て何なんですかぁ?くっ、臭っせ〜2ストオイル!お〜い帰って
   来て下さ〜い!」



八の湯
 Sheraton Grande Ocean Resort
                   
(2007.12.24)


シーガイア?いえいえシェラトンです♪

眺めは最高です。問題は天候です…

ドアを開けたらいきなり温泉が…。サプライズです。
え〜、突然近代的ビル(とはいうものの建築は昭和かな?)の登場であります。何故か親近感のある(爆)東国原知事を応援しようということで、宮崎でクリスマスを過ごしました。感想ですか?本当に過ごしただけなんで、感想と言われても…(汗)
とりあえず空気が
ぬるかったです。
温泉は、SPAリゾートの雰囲気たっぷりで、早めに風呂に入ったおけげで混みあう事もなく、充分楽しめました。

お風呂:★★★★☆
お部屋:★★★★★
お食事:★★★★☆
旅籠代:25000円程度/1人(飲み代込み) 

    

社 「…」
皓 「あ〜わかったわかった。言わんでよかっちゃ」
社 「でも一こと言わせちゃってん。似合うてなか」
皓 「そうよね〜、そうよね〜」
社 「しかもあんた
クリスマスばい!どげぇしたと?今更ロマンテッ
   クが止まらない年でもなかろうもん」
皓 「
はいはい」
社 「ま、諸般の事情はわかっとるけんここまでにしちゃるけど、どげ
   ぇやったね?」
皓 「普通によかったばい。てか、普通のリゾート温泉でリラックスし
   たいなら最高やないと?」
社 「ほぉ」
皓 「さすがシェラトンだけあって、従業員のサービスも接客もいいし、
   頼むパックにもよるけど、リッチな気分にさせてくれる仕掛けが
   満載ばい」
社 「どげな?」
皓 「温泉も2つあるんやけど、普通の人は入れん温泉入れてくれた
   り、
食前酒飲み放題のバーがあったりね」
社 「へぇ。あ、温泉はどげぇやった?」
皓 「本当に温泉が沸いてるかは知らんけど、ぬるめのお湯で気持
   ちよかったばい。珍しく、うすい茶色の温泉やった。ウーロン茶
   の更に薄いのみたいな」
社 「効能は・・・ま、聞かんどこう」
皓 「効能は忘れた(涙)ばって、とてもお洒落な温泉やったばい。
   小さな所にも気配りが効いてる感じで。そこら辺が田舎の温泉
   と違ったね。ま、でもどちらがいいかはその時の自分の好みや
   ろうけね。」
社 「さすが世界のシェラトンやね」
皓 「外国の人も結構来とったばい。アジア系が多いね、やっぱ」
社 「ふむふむ。で、料理は?
イタリアンレストランでフルコース
   
やろ
?美味しかったやろ?」
皓 「そ…それがたい…」
社 「なんね!まずかったんね!」
皓 「いや、多分美味しいんやろうけど、あんましフルコースのイタ
   飯なんて食べた事ないから、判断基準がなくて…。多分、そぉ
   とお美味しいと思いまする…」
社 「あれれ…。猫に小判状態て訳やね」
皓 「来年は洋食にチャレンジするかなぁ…」



九の湯
 やさしさの宿 竹亭 (2008.02.29)


なかなか立派な外観ですが…

歯が痛くて味も何もわかりませんでした(涙)

陶器のお風呂は保温性がなく冬季はつらいです…
まぁ、ベンツ様をお迎えでもしなきゃ岡山県に泊まる機会なんてほぼないんで、翌日の帰福時間のみ考えて湯郷温泉を選びました。
どうやら
宮本武蔵の生誕地の近くらしくて、大河ドラマのあってた時にはえらく観光客も多かったらしいです。ブームが過ぎ去った今、残されたのは無駄に増改築していびつになった建物と、妙にさびれた路地裏通りだけでしたとさ。

お風呂:★★☆☆☆
お部屋:★★★☆☆
お食事:★★★☆☆
旅籠代:25000円程度/1人(飲み代込み) 

      

社 「栄枯盛衰やね」
皓 「うん。ま、一時の華やかさはどこへやらちう感じの旅館やね。」
社 「そげんとが好きなんやないん?小浜温泉みたいなんやない
   と?」
皓 「ちっ、ちっ、ちっ。微妙に違うんよねぇ…。すたれ具合が違いま
   す」
社 「
はぁ?」
皓 「
ここみたいに急激にすたれたのと、小浜みたいに次第にす
   たれたのではすたれ具合が違うっちゃんね〜。わからんかな
   ぁ〜。」

社 「や、別にわからんでもよかばってん」
皓 「それはそうと、歯が痛くなってからくさ、せっかくのご馳走が全
   然ダメやったんよ」
社 「全然食べれんかったと?」
皓 「や、全部食べたとばってん、味がわからんかった」
社 「全部食べたんかい」
皓 「ま、そこそこの料理やったんやないかなぁ?ばって、総じて九
   州より価格の設定が高い気がしました。ここ九州なら15000円
   クラスやないかな?」
社 「そうなん?」
皓 「大坂とか神戸が近いけん、高い旅館とかでは
一泊10万円
   かあるとばい」
社 「うげぇ。んだばお風呂は」
皓 「冬季の
陶器風呂は全然ダメ。お湯入れたそばから冷水になり
   ます」」
社 「悲惨やのう」
皓 「でも、写真にはないけど、
露天風呂はなかなかよかったばい。
   ま、ぬるめはぬるめでしたが」
社 「総じて平均点以下ですか?」
皓 「岡山の他の温泉を知らんけねぇ。ばって、九州の温泉と比較
   したら可哀想な気がするばい。物価とかも違うやろうしね」
社 「ま、温泉は九州が一番やねちうオチやね(笑)しかしなかなか
   皓ちゃんもグローバルしてきたねぇ。」
皓 「九州もあと熊本・鹿児島のみ。今年は中国攻めます」
社 「そやね。あと2つやけんね。ん?あと2つ?」
皓 「あ!」
社 「あ!」
社・皓 
「沖縄〜!」



拾の湯
 ○々湯温泉 (2008.05.05)


じゃらんのイメージ写真はこうだったんですが…


実際宿泊するのはこんな所。

写真ではわかりませんが、小さな谷底から突き上げた角材に基礎を乗せ家が建っています。その基礎も木部がだいぶ腐っておりまして、普通に危ない状態です。



建物フィギュアみたいで笑えます(笑えません!)
宿泊価格があんまり安いので、それなりに覚悟していたんですが、今回は見事にやられてしまいました。なんつぅか、昭和50年代前後にはやってたバンガロー時代が未だにここには存在しているみたいで、そういう意味ではノスタルジーなのですが、何も接客まで昭和50年代を引きずらなくてもいいやんみたいなぶっきら棒な接客や、これどう見ても昨日の余りでしょみたいな変色した刺身もまた昭和50年代でありました。お腹壊さなくてよかったです。

お風呂:★☆☆☆☆
お部屋:★☆☆☆☆
お食事:★☆☆☆☆
旅籠代:13000円程度/1人(飲み代込み) 

     

社 「どつぼにはまったごたぁね」
皓 「うん。見事にはまったちゃ」
社 「なんか言いたい事あればどぞ」
皓 「やぁ、ここまであれやったら、文句もでらんばい。ていうか、
   
ここにはここの正義があって文句言うこっちのが悪いのかみ
   たいな疑問さえ生じてくるばい」
社 「ぬお。哲学的な」
皓 「
例えば露天風呂。明らかに手造り温泉なのはよかばってん、
   お風呂に入るとぬぅらりぬらりと下の方から
白い糸くずみたい
   なものが大量に浮かんでくるったい」

社 「それち温泉の成分やないと?」
皓 「張り紙してあって、そげい書いてあった」
社 「ならよかやん」
皓 「で、こんな風に温泉成分が見れる温泉も珍しいなち思って、
   お風呂の中ででさらに腕をぐるぐるしよると…」
社 「しよると?」
皓 「明らかに
温泉成分とは違うやろうという真っ黒いつぶつぶが
   どわっと下から湧き出してくるとよ」
社 「な、なんなんそれ?」
皓 「たぶん、浴槽の汚ればい。
100年に一度くらいしか浴槽の
   掃除してなかっちゃなかろうか…」
社 「お、恐ろしかばい…」
皓 「実は泊まった翌日、温泉の源泉を探っててさらに恐ろしい真
   実を発見したとばってん、ここではとても言えんね」
社 「なんと。全世界で10人も読んでないだろうみたいなこの温泉
   紀行にさえ書けない秘密があったんね!」
皓 「うん。ま、ヒントを言えば」
社 「ヒントを言えば?」
皓 「
温泉リサイクルやね。俺の口からはこれ以上はとても…」
社 「あ、大体その一言でほぼわかりましたんでご心配なく」
皓 「料理も凄かった。特にマグロの刺身」
社 「ほう」
皓 「刺身に青海苔がふりかけてあった」
社 「珍しいね」
皓 「こっちも珍しいね〜とマグロの刺身をよく見てみたら…」
社 「よく見てみたら?」
皓 「海苔はカモフラージュやったんよ。マグロが真っ黒でした。」
社 「そんな悲しい洒落で締めくくるっちゃぁ、今回は相当精神的ダ
   メージ受け取るばいね。次回は頑張り」
皓 「
まっ、苦労しましたばい、今回は」
社 「…。今日だけは許しちゃるけんね」



拾壱・拾二の湯
 いせえび荘&鶴富屋敷
                 
(2008.08.11〜13)


古い建物ですが綺麗に手入れされています。


朝の開聞岳。綺麗です。

伊勢海老ずくしなんですが…。やや小ぶり?

ぬるめのお風呂です。外が暑いから南国は風呂はぬるめなんでしょうか?


南国宮崎なんですが、さすがに夜は冷える山の中の「鶴富屋敷」です。

お盆の連休ということで、鹿児島・宮崎と連泊してきました。伊勢海老につられて指宿まで出撃し、次の日は、昔泊まった事のある鶴富屋敷に泊まりました。両方とも時代に取り残されてるような感じで、非常に私好みであります。

いせえび荘
お風呂:★★★☆☆
お部屋:★★★☆☆
お食事:★★★☆☆
旅籠代:20000円程度/1人(飲み代込み) 

鶴富屋敷
お風呂:★★★☆☆
お部屋:★★☆☆☆
お食事:★★★★★
旅籠代:10000円程度/1人(飲み代込み) 

      

     
  
椎葉村の路地裏と全景です。路地裏サイコ〜♪

  
  
さまよって阿蘇?(笑)

社 「温泉やったん?」

皓 「や、今回は温泉ちうか、食事がメインやね」
社 「いせえび荘は伊勢海老やろうばって、鶴富屋敷は何が出る
   ん?」
皓 「ここは思い切り田舎料理やね。いろんな
地元料理が、嫌になる
   くらい出るばい。食事の量が多すぎて、この皓ちゃんが生ビール
   2杯しか飲めんかったもん」
社 「宿泊費半分なのに?なら鶴富屋敷のが当たり?」
皓 「
まぁ、タイプが違うけ一概には言えんけどね。ところで聞いちゃ
   ってん」

社 「なんねなんね」
皓 「鶴富屋敷ち、
悲恋伝説の舞台なんよ」
社 「ほぉほぉ」
皓 「平家の落人のお姫様と、それを追ってきた源氏の若い部隊長
   の恋愛話なんやけどね」
社 「ありがちな話よねぇ。ハンカチなしで聞けないような結末を迎え
   るんやろうねぇ。ちょっと待ってて、タオル取って来るけん」
皓 「それがくさね、結末ちうのが、男の方が源氏の大将に呼び戻さ
   れて鎌倉へ帰ってさよならちう落ちなんよ」
社 「悲しい話やねぇ。」
皓 「ちょっと待ってん。冷静に考えらないかんばい。鎌倉幕府を現
   代の官庁、例えば国土交通省としてくさ、で、お姫様を中洲のお
   ねいちゃんとしよう」
社 「はぁ?」
皓 「中洲のクラブで官僚ちうことでぶいぶい言わしてた公務員が
   ナイトクラブの女の子と恋仲になって子供まで作ったんやけど、
   自分の出世のために女を捨てて東京に逃げ帰ったんばい?」
社 「えええええ!それはいかんやろう!」
皓 「やろ?お姫様はともかく、男はいかんよねぇ。ばって時代と立
   場は違うけど、似たような話やろ?」
社 「ははぁ、歴史も見方を変えればなんて事ない火曜サスペンス
   になるちう訳ね」
皓 「そうばい。鎌倉時代に深夜特急があったら、
「特急曙、深
   の悲鳴。鶴富伝説、時刻表に隠された5分間の謎」
みた
   いな感じで殺人事件おきとったばい」
社 「なんか皓ちゃんにかかると、日本中の伝説が火曜サスペンス
   か水曜スペシャルか木曜ワイドショーか金曜ロードショウにな
   りそうやねぇ」
皓 「ふふふ、真実は一つばい!」
社 「コナンですか?ウィークディ制覇やね」
皓 「それはそうと、次回くらいはびしっと温泉決めてくるけんね」
社 「自分がサスペンスの主人公にならんごつね。お気をつけて〜」
皓 「あ、いせえび荘のリポートは…?」


拾参の湯
 いろは旅館 (2008.09.23〜24)


微妙に洋風な(?)和風旅館であります。

個室の露天風呂。洗い場も広く、休憩場所もありかなりいいです。


部屋は和室の8畳。ま、こんだければ充分です。


天然の鮎は美味でした。他の料理も気が効いております。

バタバタした中での小旅行となりました。場所は熊本の植木温泉。じゃらんの口コミを信じていったのですが、まさに口コミ通り!コストパフォーマンスの高さには驚くばかりです。

お風呂:★★★★★
お部屋:★★★☆☆
お食事:★★★★★
旅籠代:
13000円程度/1人(飲み代込み) 

 
    

社 「当たりやったみたいやね」
皓 「当たりも当たり、大当たりばい」
社 「しかし植木ちゃマイナーな…」
皓 「
温泉はマイナーこそ温泉ばい」
社 「なんで?」
皓 「
この温泉人が少なくて、まぁいいなーとなるんよ」
社 「ともかく料金が安いよね」
皓 「料金もまぁいいな〜」
社 「もぉそれはいいから」
皓 「部屋に通されてまず感動したのがお風呂。数々の個室露天
   風呂を制覇した皓ちゃんですが、おそらくここが今のところ一
   番です」
社 「ほぉ」
皓 「ただ、平野部の温泉やけ、景色は楽しめんよね。温泉つかっ
   てると垣根の向こうで観光バスのバックする音が聞こえるし」
社 「ふむふむ」
皓 「やけど、夜になればしぃいんとして、季節がら虫も少なくてよ
   かったですばい」
社 「料理は」
皓 「それがすごかとですたい。ベースの季節の料理には天然鮎
   が出てたんやけど、ほくほくして美味でした。メインは平目の
   活き造りと馬刺し。で、あとから天麩羅だの旅館の主人が知
   り合いからもらった蟹だのわんさか出てきて食べ切れんやっ
   たっちゃんね」
社 「ええ〜、食い意地張った皓ちゃんが制覇できんやったと?」
皓 「そぉなんよ(涙)もったいなかった…」
社 「朝も部屋食やったっちゃろ?」
皓 「そぉ。まぁ、普通の朝ごはんやったけど美味しかった」
社 「それで一人13000円ですかぁ…。◎々湯と同じかぁ…」
皓 「それを思うと口惜しくて口惜しくて…」
社 「それはそうと、今回は散歩せんかったん」
皓 「それが、泊まったのが温泉街のはずれの旅館で、ふつうに
   田園風景が広がっておりまして…。実家と同じ風景の中散
   歩してもねぇ」
社 「なるほど」
皓 「まぁ、到着したのが夕方やって、次の日昼から仕事やったか
   らばたばたしたのもあったっちゃけどね」
社 「ですか。ところでこれで沖縄除いて九州制覇やね。次は中
   国?」
皓 「そぉやねぇ。でもとあえず全県まわったっちゅうだけで、九州
   にはまだいろんな温泉があるんよねぇ。もう少し九州頑張っ
   てみようかなぁ」
社 「予算の関係と言わんところが大人やね」
皓 「やろ?(笑)でも、今回でつくづく思ったんやけど、温泉巡り
   の醍醐味は高いところに泊まるのもいいけど、安くていい温
   泉を探すことやね」
社 「つくづく庶民的な男やのう」
皓 「だって、25000円の旅館に一回泊まるより、13000円二
   回行ったほうが面白いやん」
社 「そりゃまぁそうですが」
皓 「よぉおおし。これからは穴場の皓ちゃんと呼ばれるように
   穴場の温泉巡りに挑戦ばい!」
社 「最終的には公衆温泉巡りになったりして…」
皓 「60才くらいになればそれも面白いかもね」
社 「え〜、そんな年まで温泉紀行やるのぉ?」
皓 「どうなることやら。さくら不動産が存在してるんかなぁ…」
社 「恐ろしいこと言わないで下さい」
皓 「あ、そういえばいろは旅館は仲居さんがすごくよかったば
   い。気さくで面白いおばちゃんでした。そういえば帰りにバ
   ナナとおはぎを貰いました。ありがとさんでした」


拾四・拾五の湯
 
門司港ホテル&やまさ旅館
 (2008.12.27〜29)


門司港ホテルは、やっぱ夕方〜夜が綺麗です。

しかし冬場は寒いです(当然)


やまさ旅館は路地裏にこんな感じでひっそり建っています。


鍋の形もすっぽんです。
だんだん温泉紀行から外れてきてる気もしますが、あんまし気にしないで下さい。要は日常から開放されればよいのです。てことで、近場と言えばあまりに近場な門司港ホテルに泊まってきました。近場で非日常を味わうのもいいものです。そして次の日は昭和を彷彿とさせる安心院のすっぽん旅館に泊まってきました。レトロと昭和を求めて旅するなんざぁ…。年とった証拠ですな(涙)

門司港ホテル
お風呂:★☆☆☆☆(ユニットバスなんで仕方ありません)
お部屋:★★★★☆(雰囲気はなかなかのものです)
お食事:★★★★★
旅籠代:
25000円程度/1人(飲み代込み) 

やまさ旅館
お風呂:★★☆☆☆
お部屋:★★★☆☆
お食事:★★★★★(しばらくすっぽんを食べたくなくなる量でした)
旅籠代:
20000円程度/1人(飲み代込み) 

     

社 「ちかぁ!」
皓 「よかろうもん。なんか理由作らな門司なんか一生泊まらんばい」
社 「まぁ、そりゃそうばってんが。で、イタ飯再挑戦したち?」
皓 「そうそう。お腹をしっかし減らしてイタ飯に備えたわけよ」
社 「で、出てきたのが和食やったと」
皓 「
そうそう。最初の三品がもろ和食でからくさ。刺身と茶碗蒸しと
  天麩羅
ばい?シェフお勧めの創作料理とかいうのやったとばって
  ん、田舎者の自分としたら、イタ飯屋に行ったならば最初から最
  後までイタ飯で締めたかったばい。あんまし口惜しいんで、料理
  持ってくるお姉さんが「次は魚料理になります」って言ったもんだ
  から、「次は煮付け?」ち言ってやったばい」

社 「ま、イタ飯に飽きた食通がうなる創作料理なんやろうけど、皓ち
  ゃんには
豚に真珠やったわけね」
皓 「できれば猫に小判と言って欲しいばい。」
社 「痩せてからならよかばい。で、次の日はすっぽん鍋?栄養とり
  すぎやん」
皓 「久々食べてみたくなってからくさ。しかも、安心院ってなんか地
  名がいいやん。なんか、大分の小京都とか想像せん?」

社 「で、実際は?」
皓 「昔沼地で葦が多かったげな。で、葦がなまって安心院げな」
社 「…誇大広告やん」
皓 「大昔の地名やけ、それを言うなら古代広告やろうね」
社 「んで料理は?」
皓 「なんも問題なし。思う存分すっぽんを堪能してきました。胆嚢
  も頂きました」
社 「ま、今回は食道楽の旅やったわけね」
皓 「そやね。文句は言ったものの、門司港ホテルの料理も美味し
  かったばい。特にモーニング。久々ベーコンとスクランブルエッ
  グとソーセージの大人盛りをやったばい。あれはやめられませ
  ん。なんでホテルのバイキングで和食を選ぶ人がいるのか今だ
  にわからんっちゃんねぇ」
社 「家で洋食ばかり食べよるけやろ」
皓 「あ、ちことは、ホテルで洋食ばかし食べる俺は…」

社 「ま、あえて言わんでもわかっとると思うばってん、田舎者ばい」
皓 「ぐああああ。そんな所で既にランキングされとるのかぁ!」

社 「それはそうと、来年の温泉紀行の抱負をどうぞ」
皓 「え?
豆腐

社 「無駄な駄洒落でスペースを無駄にしないように」
皓 「へぇえい。来年は諸般の事情とか不況とかで、あんましお金
  使んやろうけん、近場でせこせことお風呂につかろうと思いより
  ますばい。」
社 「ま、そんな時もあるばい。では来年も頑張ろう〜!」
皓 「温泉紀行も三年目かぁ。そろそろ出版社から出版依頼があっ
  てもよさそうな気がするとばってん」
社 「理由もなく変な期待はせんがよかばい」
皓 「へぇえい」